ブログの管理人について >>>【関連記事】運営者情報ナナのオーストラリア日記
はじめに:どちらを受けるか迷っていませんか?
オーストラリアでの進学や就職、
看護師登録、永住ビザの申請などで必要となる英語試験。
その中でも
「IELTSとPTE、どっちを受けるべき?」
「自分に合っているのはどっち?」
と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
実際にPTEコーチングをしている上で
そういった相談を受けることが少なくありません。
私自身、最初はIELTSを選びましたが
なかなかスコアが伸びず…
最終的には
PTEに切り替えることで、
目標スコアを達成することができました。
このブログでは、
実際に両方受けたからこそ分かった
「違い」や「それぞれの対策のコツ」を、
できるだけ分かりやすくまとめています。
✔️ 試験形式の違い
✔️ 私のリアルな体験談と感想
✔️ PTE対策で効果的だった学習法
これから試験を受ける方が
最短で、無駄なく、自分に合った選択ができるように。
そんな思いで書いています。
ぜひ最後まで読んで、自分に合う試験を見つけてみてくださいね!
両方受けた私の結論
結論から言うと、
自分の性格や得意・不得意に合わせて選ぶのがベストです。
私はどちらの試験も実際に受けてみたことで、
それぞれの「向き・不向き」がハッキリわかるようになりました。
私なりの結論とチェックリストを作ってみました。☺️
- コンピューター操作が得意/タイピングが速い
- 英語を話すのが苦手だけど、暗記は得意
- 機械的にパターンで対処するのが好き
- 自分のペースでサクサク進めたい
- 人前で話すのが苦じゃない
- 書くことが得意/エッセイが好き
- 細かいミスに強い(スペル・文法など)
- 人との対話が好き/自然な英語で話したい
1〜4に当てはまる人 → PTE向き
5〜8に当てはまる人 → IELTS向き
どうでしたか・・・?
私の場合は…
私はタイピングが得意で、
英語を「会話として話す」よりも
「パターン化して処理する」方がやりやすかったので、
最終的にPTEを選んで正解でした。
スピーキングもマイクに向かって話すだけで、
人と直接対話するわけではないので、
プレッシャーが少なかったのも大きかったです。
試験の基本情報比較
PTEとIELTSは、英語力を測るという目的は同じでも、
試験の形式・構成・雰囲気がまったく異なります。
主要な違いを表にまとめてみました。
項目 | PTE | IELTS |
試験方式 | 完全コンピューター | 紙ベース or コンピューター + 面接 |
スピーキング | AI判定、マイクに向かって話す | 試験官と対面で話す |
リスニング | 問題ごとに1回のみ再生される | 問題によっては先読み可能 |
スコアの仕組み | 10~90点(スキル別・総合) | 1.0~9.0バンドスコア |
配点方式 | 各問題によって配点が違う | 4技能で配点が決まっている |
結果の速さ | 2日~5日ほどで結果が出る | 約5~7日 |
有効期限 | 2年 | 3年 |
どっちが簡単?という質問について
よく「どっちが簡単ですか?」と聞かれますが、人によります!
私の感覚では、
- 機械的な試験が得意/マイクに話す方がラク → PTE
- 人と会話する方が自然/テンプレより自然な英語が好き → IELTS
という印象です。
初心者がPTEでつまずきやすいポイントTOP3とその対策
PTEはスピーキング・ライティング・リスニング・リーディングすべての力が必要な試験ですが、初学者が特につまずきやすいポイントがあります。
今回はその中でも多くの受講者さんが共通して苦手とする3つの分野と、それに対する具体的な対策を紹介します。
Speaking – Read Aloud(読み上げ問題)
よくあるつまずきポイント:
- スムーズに読めない(つっかえる)
- 発音が不明瞭でAIに正確に評価されない
- イントネーションやリズムが単調
対策:
- 1文=1意味のまとまりを意識して取り組む
- 発音練習アプリ(SiriやChatGPTなど)を使って、自分の発音を客観的に確認
- シャドーイングでイントネーションと抑揚の練習
ポイント
流暢さと発音はAI採点で大きなウェイトを占めます。
「早口=高得点」ではありません!
Writing – Summarize Written Text(要約問題)
よくあるつまずきポイント:
- 1文で要約できない(句点が2つ以上になる)
- 何を要約すればいいか分からない
- 文法ミスで減点される
対策:
- 文章構成テンプレートを活用し、「主張+理由」でまとめる
- トピックセンテンス(最初と最後の段落)からキーワードを抽出
- GrammarlyやChatGPTなどのツールで文法ミスを見直す
ポイント
要約は「正解が1つ」ではありません。
大事なのは、論理的に一貫性のある英文で書けるかどうか。
Listening – Write From Dictation(ディクテーション問題)
よくあるつまずきポイント:
- 聞き取った内容をすべて覚えられない
- 単語のスペルミスで失点する
- 聞いた内容の順番を入れ替えてしまう
対策:
- 最初は3語ずつ「区切って」聞く癖をつける(Chunking)
- 聞きながら頭の中でタイプする練習をする
- 単語帳ではなく「フレーズ単位」でスペルを練習
ポイント
一字一句、正確にタイプできるかが鍵です。
意味が通じても、スペルミスで点はもらえません。
PTEでは「英語の実力」+「試験特有の対策力」の両方が必要です。
初心者のうちはつまずくのが当たり前。
苦手分野を明確にして、データをもとに戦略的に取り組むことが大切です。
私のおすすめ:PTEにして良かった理由
結論:私はPTEに人生を救われたと思っているので、
ここからは「PTE推し」ですが一個人の意見として
読み進めてくださると嬉しいです。
客観的な採点がありがたい(AIによる自動評価)
PTEはAIによる採点のため、面接官の主観に左右されません。
- 人と話す緊張感がない(特にSpeaking)
- 毎回採点基準がブレず、納得感がある
- フィードバックもデータベース的でわかりやすい
実際、IELTSでは面接官の雰囲気や性格で話しやすさが変わったけど、
PTEはマイクに向かって話すだけなので安定して実力を出せました。
テンプレートの使用が有効(Writing/Speaking)
PTEでは、定型表現・テンプレートがスコアにつながりやすいのも魅力。
- Writingのエッセイ構成がほぼ決まっている
- SpeakingのDescribe Imageなどもテンプレ使用で高得点可能
しっかり練習すれば、
英語力に自信がなくても対策でカバーできる試験です。
試験対策の効率がいい
PTEは出題傾向が比較的安定しており、復習や分析がしやすいです。
- 模試や過去問が豊富
- 出題パターンが決まっているので予測がしやすい
- 自分の弱点をセクションごとに把握できる
独学でも勉強の方向性がブレにくく、対策のしやすさはPTEの大きな強みです。
ただし、PTEにもデメリットはある
メリットがあるということはもちろんデメリットがあります。
デメリットをいかに自分のものにできるかが鍵です。
パソコン操作が苦手な人には厳しい
PTEは完全コンピュータ形式。
タイピングやマウス操作に慣れていないと、時間をロスしたりミスにつながることも。
音響が悪い会場もある
Speakingでは、周囲の受験者の声が聞こえて集中しづらいことがあります。
また、Listeningでもヘッドセットの質にバラつきがあるという声も。
Speakingが“流暢すぎる”と減点されることも
早口で滑らかに話すと「AIに正しく伝わらない」ケースがあります。
- 発音の明瞭さ
- 抑揚や間の使い方
などが重要で、「ネイティブ風」よりも「AIが理解しやすい話し方」が求められます。
実際に受けたときの印象の違い(IELTSとの比較)
項目 | IELTS | PTE |
Speaking | 面接官との対話 → 緊張感あり/相手次第 | コンピューター相手 → 緊張は少なく、安定して回答 |
Listening | リアルな英語音声/一度きり | 短め・明確な音声/メモがしやすい |
Writing | 自由度が高い/人によって採点ばらつき | 型にはまったテンプレで得点可能 |
Reading | アカデミックな長文多め | 選択問題や穴埋めが中心でテンポよく進む |
まとめ:あなたに合う試験を選ぼう!
PTEには多くのメリットがありますが、万人に合うとは限りません。
- 自分の得意・不得意を正直に把握する
- 目的(学生ビザ・永住・看護登録など)に合う試験を選ぶ
- 実際に模試を試してみて、「感覚的に解きやすいか」を確認する
英語試験はあくまで手段。
合格までの道のりが効率的で、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
あなたのPTE ジャーニーが
あたたかく花が咲きますように、⼼から応援しております🌷
💌 PTEで苦戦している方がいればお問合わせ、コメントやメッセージでお気軽にどうぞ!
コメント
PTE のスピーキングセクションに新しくResponse to the situationが加わりましたがどのように対策してますか?
神楽さんこんにちは〜
コメントありがとうございます
申し訳ないのですが
新しい問題の対策はわからないというのが正直な答えです。
2025年8月以降にPTEを受けて、
その対策のブログ記事を書こうと思っております。
まだ不明確なことばかりなので何も言えないのですが、
対策は公式のPearsonとユーチューブを見て対策をしております。