PTEとIELTSどっちがいい?実際に両方受けて分かった違いと対策法【2025年最新版】

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PTE
当記事は、オーストラリア在住のブログサイト管理人が実際の体験に基づいて作成しています。個人の主観による情報ですので、記事の内容が原因となるトラブルなどについては、こちらのサイトでは責任を負いかねます。

はじめに:どちらを受けるか迷っていませんか?

オーストラリアでの進学や就職、

看護師登録、永住ビザの申請などで必要となる英語試験。

 
その中でも

IELTSPTE、どっちを受けるべき?」

自分に合っているのはどっち?

と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

 

実際にPTEコーチングをしている上で

そういった相談を受けることが少なくありません。

 

私自身、最初はIELTSを選びましたが

なかなかスコアが伸びず…

 
最終的には

PTEに切り替えることで、

目標スコアを達成することができました。

 

このブログでは、

実際に両方受けたからこそ分かった

「違い」や「それぞれの対策のコツ」を、

できるだけ分かりやすくまとめています。

 

✔️ どちらが自分に向いているのか
✔️ 試験形式の違い
✔️ 私のリアルな体験談と感想
✔️ PTE対策で効果的だった学習法

 

これから試験を受ける方が

最短で、無駄なく、自分に合った選択ができるように

そんな思いで書いています。

 
ぜひ最後まで読んで、自分に合う試験を見つけてみてくださいね! 

 

両方受けた私の結論

結論から言うと、

自分の性格や得意・不得意に合わせて選ぶのがベストです。

 
私はどちらの試験も実際に受けてみたことで、

それぞれの「向き・不向き」がハッキリわかるようになりました。

 

私なりの結論とチェックリストを作ってみました。☺️

 

  1. コンピューター操作が得意/タイピングが速い
  2. 英語を話すのが苦手だけど、暗記は得意
  3. 機械的にパターンで対処するのが好き
  4. 自分のペースでサクサク進めたい
  5. 人前で話すのが苦じゃない
  6. 書くことが得意/エッセイが好き
  7. 細かいミスに強い(スペル・文法など)
  8. 人との対話が好き/自然な英語で話したい

 

1〜4に当てはまる人 → PTE向き

5〜8に当てはまる人 → IELTS向き

 

どうでしたか・・・?

 

私の場合は…

私はタイピングが得意で、

英語を「会話として話す」よりも

「パターン化して処理する」方がやりやすかったので、

最終的にPTEを選んで正解でした。

 
スピーキングもマイクに向かって話すだけで、

人と直接対話するわけではないので、

プレッシャーが少なかったのも大きかったです。

 

試験の基本情報比較

PTEとIELTSは、英語力を測るという目的は同じでも、

試験の形式・構成・雰囲気がまったく異なります。

 
主要な違いを表にまとめてみました。

項目PTEIELTS
試験方式完全コンピューター紙ベース or コンピューター + 面接
スピーキングAI判定、マイクに向かって話す試験官と対面で話す
リスニング問題ごとに1回のみ再生される問題によっては先読み可能
スコアの仕組み10~90点(スキル別・総合)1.0~9.0バンドスコア
配点方式各問題によって配点が違う4技能で配点が決まっている
結果の速さ2日~5日ほどで結果が出る約5~7日
有効期限2年3年

 

有効期限については、住んでいる地域やスコアの使い道によって変わるみたいなので、公式をチェックしてみてください! PTE公式サイト IELTS公式サイト

 

どっちが簡単?という質問について

よく「どっちが簡単ですか?」と聞かれますが、人によります!


私の感覚では、

  • 機械的な試験が得意/マイクに話す方がラク → PTE
  • 人と会話する方が自然/テンプレより自然な英語が好き → IELTS

という印象です。

 

初心者がPTEでつまずきやすいポイントTOP3とその対策

PTEはスピーキング・ライティング・リスニング・リーディングすべての力が必要な試験ですが、初学者が特につまずきやすいポイントがあります。

今回はその中でも多くの受講者さんが共通して苦手とする3つの分野と、それに対する具体的な対策を紹介します。

 

Speaking – Read Aloud(読み上げ問題)

よくあるつまずきポイント

  • スムーズに読めない(つっかえる)
  • 発音が不明瞭でAIに正確に評価されない
  • イントネーションやリズムが単調

対策

  • 1文=1意味のまとまりを意識して取り組む
  • 発音練習アプリ(SiriやChatGPTなど)を使って、自分の発音を客観的に確認
  • シャドーイングでイントネーションと抑揚の練習

 

ポイント
流暢さと発音はAI採点で大きなウェイトを占めます。
「早口=高得点」ではありません!

 

Writing – Summarize Written Text(要約問題)

よくあるつまずきポイント

  • 1文で要約できない(句点が2つ以上になる)
  • 何を要約すればいいか分からない
  • 文法ミスで減点される

対策

  • 文章構成テンプレートを活用し、「主張+理由」でまとめる
  • トピックセンテンス(最初と最後の段落)からキーワードを抽出
  • GrammarlyやChatGPTなどのツールで文法ミスを見直す

 

ポイント
要約は「正解が1つ」ではありません。
大事なのは、論理的に一貫性のある英文で書けるかどうか

 

Listening – Write From Dictation(ディクテーション問題)

よくあるつまずきポイント

  • 聞き取った内容をすべて覚えられない
  • 単語のスペルミスで失点する
  • 聞いた内容の順番を入れ替えてしまう

対策

  • 最初は3語ずつ「区切って」聞く癖をつける(Chunking)
  • 聞きながら頭の中でタイプする練習をする
  • 単語帳ではなく「フレーズ単位」でスペルを練習

 

ポイント
一字一句、正確にタイプできるかがです。
意味が通じても、スペルミスで点はもらえません。

 

PTEでは「英語の実力」+「試験特有の対策力」の両方が必要です。
初心者のうちはつまずくのが当たり前。
苦手分野を明確にして、データをもとに戦略的に取り組むことが大切です。

 

私のおすすめ:PTEにして良かった理由

結論:私はPTEに人生を救われたと思っているので、

ここからは「PTE推し」ですが一個人の意見として

読み進めてくださると嬉しいです。

 

客観的な採点がありがたい(AIによる自動評価)

PTEはAIによる採点のため、面接官の主観に左右されません。

  • 人と話す緊張感がない(特にSpeaking)
  • 毎回採点基準がブレず、納得感がある
  • フィードバックもデータベース的でわかりやすい

 

実際、IELTSでは面接官の雰囲気や性格で話しやすさが変わったけど、
PTEはマイクに向かって話すだけなので安定して実力を出せました。

 

テンプレートの使用が有効(Writing/Speaking)

PTEでは、定型表現・テンプレートがスコアにつながりやすいのも魅力。

  • Writingのエッセイ構成がほぼ決まっている
  • SpeakingのDescribe Imageなどもテンプレ使用で高得点可能

 

しっかり練習すれば、

英語力に自信がなくても対策でカバーできる試験です。

 

試験対策の効率がいい

PTEは出題傾向が比較的安定しており、復習や分析がしやすいです。

  • 模試や過去問が豊富
  • 出題パターンが決まっているので予測がしやすい
  • 自分の弱点をセクションごとに把握できる

 

独学でも勉強の方向性がブレにくく、対策のしやすさはPTEの大きな強みです。

 

ただし、PTEにもデメリットはある

メリットがあるということはもちろんデメリットがあります。

デメリットをいかに自分のものにできるかが鍵です。

 

パソコン操作が苦手な人には厳しい

PTEは完全コンピュータ形式
タイピングやマウス操作に慣れていないと、時間をロスしたりミスにつながることも。

 

音響が悪い会場もある

Speakingでは、周囲の受験者の声が聞こえて集中しづらいことがあります。
また、Listeningでもヘッドセットの質にバラつきがあるという声も。

 

Speakingが“流暢すぎる”と減点されることも

早口で滑らかに話すと「AIに正しく伝わらない」ケースがあります。

  • 発音の明瞭さ
  • 抑揚や間の使い方

などが重要で、「ネイティブ風」よりも「AIが理解しやすい話し方」が求められます。

 

実際に受けたときの印象の違い(IELTSとの比較)

項目IELTSPTE
Speaking面接官との対話 → 緊張感あり/相手次第コンピューター相手 → 緊張は少なく、安定して回答
Listeningリアルな英語音声/一度きり短め・明確な音声/メモがしやすい
Writing自由度が高い/人によって採点ばらつき型にはまったテンプレで得点可能
Readingアカデミックな長文多め選択問題や穴埋めが中心でテンポよく進む

 

まとめ:あなたに合う試験を選ぼう!

PTEには多くのメリットがありますが、万人に合うとは限りません。

  • 自分の得意・不得意を正直に把握する
  • 目的(学生ビザ・永住・看護登録など)に合う試験を選ぶ
  • 実際に模試を試してみて、「感覚的に解きやすいか」を確認する

英語試験はあくまで手段。
合格までの道のりが効率的で、自分に合ったものを選ぶことが大切です。

 
あなたのPTE ジャーニーが

あたたかく花が咲きますように、⼼から応援しております🌷

 

💌 PTEで苦戦している方がいればお問合わせ、コメントやメッセージでお気軽にどうぞ!

コメント

  1. 神楽 より:

    PTE のスピーキングセクションに新しくResponse to the situationが加わりましたがどのように対策してますか?

    • ナナ ぽぽ より:

      神楽さんこんにちは〜
      コメントありがとうございます

      申し訳ないのですが
      新しい問題の対策はわからないというのが正直な答えです。

      2025年8月以降にPTEを受けて、
      その対策のブログ記事を書こうと思っております。

      まだ不明確なことばかりなので何も言えないのですが、
      対策は公式のPearsonとユーチューブを見て対策をしております。

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