【⭐️2025年最新版⭐️】アシスタントナース(AIN)になったよ|オーストラリアで学校を選ぶならTAFE(テイフ)がおすすめ!

TAFE生活

 

当記事は、オーストラリア在住のブログサイト管理人が実際の体験に基づいて作成しています。個人の主観による情報ですので、記事の内容が原因となるトラブルなどについては、こちらのサイトでは責任を負いかねます。

ブログの管理人について >>>【関連記事】運営者情報ぽぽのオーストラリア日記

 

※オーストラリア・ニューサウスウェルズ州の情報となっております。

 

この記事でわかること

 

  • アシスタントナースってなに?
  • オーストラリアのおすすめの学校TAFE(テイフ)のメリット
  • アシスタントナースの学校を修了した感想

 

についてまとめています。

 

\ 少し私の看護経験について /

 

私は日本で高校を卒業してすぐに渡豪しました。
看護・医療については全くの無知状態からスタート!

現在は、オーストラリアにある、UTSの看護大学に入学
勉強をしながら、アシスタントナースとして介護施設で働いています。

私について詳しく知りたい方はこちら>>運営者情報

 

アシスタントナースのお金事情に興味がある方は

こちらの記事も読んでみてください👇

 

【関連記事】>>> 【アシスタントナースの給料】実際どれくらい稼げるの?

 

AINってなに?

 

AIN(Assistant in Nursing)「アシスタントナース」は日本でいう「看護助手」と呼ばれる職業です。

AINは、患者の生活の質(QOL)を向上させるために不可欠な存在で、特に高齢者介護や病院での医療サポートの現場で必要不可欠な存在です。

 

AINの役割

 

AINの役割は主に高齢者施設(介護施設)や病院で

正看護師(Registered Nurse, RN)や准看護士(Enrolled Nurse)の補助です。

 

具体的な仕事内容としては、ざっとこのようなものがあります。

 

  • 日常生活の支援:患者や高齢者の食事、入浴、着替えの補助
  • 移動・体位変換:ベッドから車椅子への移動、寝たきりの方の体位変換
  • バイタルサインの測定:血圧・体温・脈拍のチェック
  • 衛生管理・感染対策:手洗い指導、環境清掃
  • 看護師の補助業務:簡単な処置の手伝い、記録の作成  など

 

業務内容は職場によって変わってくるのですが

大体基本はこんな感じかなと思います。

 

AINの種類(介護施設 / 病院)

 

AINの勤務先は大きく分けて 介護施設病院 の2つがあります。

 

それぞれの職場で求められるスキルや資格が異なってくるので

どっちで働きたいか?」をよく考えてから学校を選んでくださいね。

 

介護施設で働くAIN

 

  • 主な職場
    • 高齢者介護施設(Aged Care Facility)
    • 障がい者支援施設
    • ホームケアサービス(在宅介護)

 

  • 仕事内容
    • 高齢者や障がい者の日常生活支援
    • レクリエーション活動の補助
    • 転倒予防や感染対策の実施
    • 家族や介護チームとの連携

 

病院で働くAIN

 

  • 主な職場
    • 公立・私立病院
    • リハビリセンター
    • 専門クリニック

 

  • 仕事内容
    • 看護師の指示のもとで患者ケアを実施
    • 入院患者の身の回りのケア
    • 血圧・体温・脈拍などのバイタルサイン測定
    • ベッドメイキングや衛生管理

 

AINのコースについて

 

AINとして働くためには、オーストラリアで認定された資格を取得する必要があり

主にこちらの2つのコースがあります👇

 

  • 介護施設で働きたい方 👉 Certificate III in Individual Support
  • 病院で働きたい方 👉 Certificate III in Health Services Assistance

 

 

介護施設向け:Certificate III in Individual Support

 

  • 対象:高齢者介護施設、障がい者支援施設で働きたい人

 

  • 主な科目
    • 認知症ケア
    • 感染管理・安全対策
    • 応急処置(First Aid)
    • 倫理とプロフェッショナリズム
    • 高齢者の生活支援技術

 

  • 資格取得後の進路
    • Aged Care Worker(介護福祉士)
    • Disability Support Worker(障がい者支援員)
    • Home Care Assistant(在宅ケアスタッフ)

 

病院向け:Certificate III in Health Services Assistance

 

  • 対象:病院や医療施設でAINとして働きたい人

 

  • 主な科目
    • 医療用語・医療知識
    • 健康管理とケア
    • 感染対策・手洗い衛生
    • 患者とのコミュニケーション技術
    • 病院での業務フロー

 

  • 資格取得後の進路
    • Hospital AIN(病院内アシスタントナース)
    • Theatre Assistant(手術室アシスタント)
    • Patient Support Assistant(患者サポート)

 

私の場合

 

私は、介護施設で働くための学校を選びました。

 

私は就職のしやすさと
将来は看護大学をでて病院で働くつもりで
介護のほうも知りたいなという理由で選びました。

 

 

AINになるために学校に行く必要がある?

 

結論:必須です。

 

昔のオーストラリアでは特に介護などの資格がなくても誰でもアシスタントとして働けたそうなのですが

2023年から、オーストラリアの看護協会によりオーストラリアで医療関係の仕事をする場合は正式な資格取得が義務化いうルールが定められました。

 

つまり:Certificate IIIを修了しないとAINとして働けないということです。

 

日本で看護師として働いていた方でも

介護・病院でAINとして働きたいのであれば

 

Certificate III 以上の資格を持っているという証明

または資格の保持が必須です。

 

 

AINの学校選び

 

オーストラリアでアシスタントナース(AIN)になるためには、資格取得が必須

なので、どの学校を選ぶかはとても重要になってきますよね。

 

アシタントナースの学校はとっても人気なので

オーストラリアには数えきれないほどのAINの学校があります!

その中で特におすすめなのが TAFE(Technical and Further Education) です。

 

この記事はTAFEをすごくおすすめしています。PR・案件ではなくただの個人の意見です。

TAFEを選ぶメリットは?

 

TAFEはオーストラリアの州立職業訓練専門学校で、各州にキャンパスがあるんです。

 

なので現地の学生だけでなく

留学生も多く通う教育機関で、実践的なスキルを学べる点が特徴

 

教育水準が高い!

 

TAFEのカリキュラムは、オーストラリア政府の教育機関によって毎年アップデートされていて

常に最新の医療・介護知識を学ぶことができます

 

私立学校と比較した際の違い(留学生向け vs. 現地向け)

 

TAFEは現地のオーストラリア人学生も通うため、授業の質が高く、実践的な内容がしっかりと組み込まれています。

一方、私立の専門学校は留学生向けのカリキュラムが多く、学習内容がやや簡略化されていることもある印象。

そのため、本格的にAINとしてスキルを身につけたい人にはTAFEが適しています。

 

就職に有利!

 

アシスタントナースの仕事はすぐみつかると結構思われがちなんですが

留学生や看護留学で移住を目的とした人たちが

ここぞと仕事を探しているので意外にみつかりにくいんです。

 

特にオーストラリア主要都市となると、海外から稼ぎにくる人たちが多いので仕事探しに少し苦労するかもしれません。

 

TAFE卒業生の評価が高い

 

TAFE卒業生の評価が高く、履歴書に書くだけで面接につながりやすい

 

オーストラリアでは、TAFEで学んだことが評価されやすく、履歴書に「TAFE卒業」と記載するだけで、面接のチャンスが増えると言われています。

 

実習先でもTAFE出身者が多い

 

TAFEの卒業生は現場での即戦力として高く評価されており、実習先でも「TAFE出身者は優秀」という声をよく聞きます。

なので実習先でのパフォーマンス次第では、そのまま就職につながるケースも多々。

 

実際にクラスメイトの6割は実習先からのスカウト!
私はされませんでした・・・(😭)

 

 

 

サポートが充実!

 

TAFEには、学生向けの多様なサポートが整っています。例えば、

  • 履歴書作成サポート
  • 面接練習のサポート
  • キャリアカウンセリング
  • カウンセリングサービス

といったサービスが無料で受けられます。

 

留学生にも手厚い支援が無料で受けられる

特に留学生にとっては、慣れない環境での就職活動や学校生活に不安がつきものです。

 

TAFEでは、留学生向けのカウンセリングサービスや学習サポートも充実していて、安心して学べる環境が整っています。

 

実際に私も利用しました!

 

特に私が助けられたTAFEサービスは“メンタルヘルスサービス”でした。

 

プライベートで辛いことがあり、精神的に勉強が手につかなくなってしまったことがありました。

 

そんな時にTAFEの中にある精神カウンセリングサービスを利用しました。

資格を持っている心理カウンセラー達がどんなことでも相談に乗ってくれます。

 

生徒のためにここまでサポートが整っているところは中々ないと思います。

 

特にはじめてオーストラリアで学校選びをしている方にはすごくオススメの学校です。

絶対に後悔しないと思います!

 

 

AINコース修了までの流れと学べる内容

  

オーストラリアでアシスタントナース(AIN)として働くためには

認定されたコースを修了し、必要な資格を取得する必要があります。

 

ここからは実際に私が体験したAINコース修了までのスケジュール、学べる内容、取得できる資格について詳しく解説していこうと思います!

 

AINコース修了までのスケジュール

 

AINの資格取得には、Certificate III in Individual Support(介護施設向け) または Certificate III in Health Services Assistance(病院向け) のどちらかのコースを修了する必要があります。

 

一般的なスケジュールの流れはこんな感じ👇

入学→ 授業修了→ 実習120時間→ 修了

 

私のスケジュールの場合👇

  • 入学(2023年6月):コース開始。座学と実技演習を通じて基本的な知識・技術を学ぶ。
  • 授業修了(2023年11月):学科および校内での実技トレーニングを修了。
  • 実習120時間(2023年12月):指定の介護施設または病院での実習を行い、実践経験を積む。
  • 修了(2024年1月):全課程を修了し、資格取得が可能になりました。
  • 仕事探し:資格取得後、面接をしたり書類の提出などに最短でも約2週間程かかるので、1ヶ月ほど余裕を持って探せる環境を作るといいと思います。

 

 

AINコースで学べる内容

 

AINとして働くためには、コースを通じて基礎知識や実践スキルを身につける必要がって選択するコースによって学ぶ内容が異なるので

アシスタントナースの学校ではどういう授業を習うのかをまとめてみました。

 

Certificate III in Individual Support(介護施設向け)

 

このコースは、高齢者介護や障がい者支援を行うためのスキルを習得するためのものです。主に以下の科目を学びます。

  • 認知症ケア:認知症患者への適切なケア方法
  • 感染管理:感染症の予防と管理方法
  • 安全対策:高齢者の転倒防止、身体介助の基本
  • 倫理:利用者の尊厳を守るケアの提供
  • 応急処置(First Aid):緊急時の対応方法
  • 日常生活支援:食事介助・排泄介助・移動支援など
  • コミュニケーション:利用者や家族との適切な対応スキル
  • 15科目(上記以外にも幅広い内容を学習)

 

毎年授業科目がアップデートされるので
その年によって科目数が増えるかもしれません。
詳しくは公式サイト☜ をチェックしてみてくださいね。

 

 

1. Provide individualised support介護サポートの基本
2. Apply basic pronciples and practices of
infection prevention and control
感染の予防と制御の基本原則と実践
3. Follow safe work practices
for direct client care
直接ケアの安全な練習
4. Support independence and wellbeing自立とサポート
5. Recognise healthy body systems健康な身体システム
6. Work effectively in aged care介護に効果的に取り組む方法
7. Facilitate the empowerment of
people receiving support
支援を受ける人々の
自尊心を促進する練習
8. Work with diverse people 多様な人たちとの働きかた
9. Work legally and ethically合法的・倫理的
10. Communicate and work
in health or community services
コミュニケーションを図り
保健サービスや地域サービスに取り組む
11. Provide support to people living
with dementia
認知症患者への支援
12. Deliver care services
using a palliative approach
緩和的アプローチを使用して
ケアサービスを提供する方法
13. Provide First Aid応急処置
14. Provide loss and grief support喪失と悲しみのサポート
15. Recognise and report risk of falls転倒のリスクの認識と報告

 

個人的には認知症の授業が1番好きでした。
認知症にもたくさん種類があって
どういう症状でどういうサポートが
必要かなどを学ぶことができてよかったです。

 

Certificate III in Health Services Assistance(病院向け)

病院で看護師をサポートするAINとして働くためのコースで、病院勤務に特化した内容を学びます。

 

  • 医療用語:病院内で使用される医療用語の基礎
  • 健康管理:患者のバイタルサイン測定、健康状態の観察
  • 感染対策:病院内での感染管理方法
  • 衛生管理:病室の清掃、医療機器の消毒方法
  • 看護助手業務:患者の移動補助、食事介助、基本的なケア
  • コミュニケーション:患者・医療チームとの円滑な連携方法
  • 7科目(病院で働くために必要なスキルを重点的に学習)

 

実際にこのコースをとったことはないのですが
上記同様、その年によって科目数が増えるかもしれません。
公式のサイト☜ をチェックすることをおすすめします。

 

 

1. Participate in workplace health and safety安全に病院で働くための基本
2. Apply basic principles and practices of
infection prevention and control
感染の予防と制御の基本原則と実践
3. Recognise healthy body systems健康な身体システム
4. Organise personal work priorities
and development
仕事の優先順位と能力の整理
5. Interpret and
apply medical terminology appropriately
医療用語を適切に解釈する
6. Work with diverse people多様な人たちとの働きかた
7. Communicate and work
in health or community services
コミュニケーションを図り
保健サービスや地域サービスに取り組む

 

 

取得できる資格

 

コース修了後、Certificate III in Individual Support または Certificate III in Health Services Assistance に加え以下の資格を取得することになると思います。

 

私の場合:応急処置の授業ではFirst Aid Certificateの資格、緩和サポートではその資格、感染対策の授業ではHand Hygieneの資格をこれらの授業内で取得できました!
 

First Aid Certificate(応急処置資格)

 

  • 急病やケガへの対応方法を学ぶ。
  • 応急処置、心肺蘇生(CPR)のスキルを習得。
  • 病院・介護施設・在宅ケアなど、あらゆる医療現場で必須の資格。

 

Hand Hygiene Certificate(手指衛生管理資格)

 

  • 医療・介護現場での感染予防に関する専門知識を習得。
  • 病院や施設内での感染リスクを最小限に抑える技術を学ぶ。

 

この他にも、コースによっては Manual Handling Certificate(移乗・移動補助技術)Medication Assistance(服薬補助) などの資格取得も可能なので、気になる方は学校へ問い合わせてみてくださいね! 

 

まとめ

 

 AINとして働くためには、適切なコースを選択し、必要な資格を取得することが重要 です。

 

  • 介護施設向け には Certificate III in Individual Support
  • 病院向け には Certificate III in Health Services Assistance

どちらのコースでも、感染管理・倫理・応急処置などの基礎スキルを学ぶことができ、資格取得後は 介護施設・病院など幅広い職場で活躍 できます。コース修了後は、実習や資格を活かし、スムーズに就職活動を進めるための準備をしましょう。

AINの資格を取得し、オーストラリアでのキャリアをスタートさせるための第一歩を踏み出してみてください!

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